体験するから、記憶に残る。 食のチカラをより広く伝えるために

最終更新: 2019年7月1日

私たちの体は、食べたものでできています。


食事内容をコントロールすることで、太ったり痩せたりすることはもちろん、より良いスポーツパフォーマンスを発揮できたり、頭の回転が良くなったり。


「マルサマルシェ クッキングスタジオ」主催の古屋千鶴さんは、高校生のときに食事によって体調(運動量)が明らかに変わることを実感。以来、食が持つチカラのトリコになったそう。


その後、調理の専門学校に通い、管理栄養士の資格を取得。病院などでの食事管理の仕事を経て、「身近な食の魅力を、より多くの人に伝えたい」と「マルサマルシェ クッキングスタジオ」をオープンしました。


同クッキングスタジオの特徴は、「体験型」であること。知らないから知ることが楽しく、体験するから忘れられない……。古屋さんの活動は、農業王国・山梨ならではの、新しいアクティビティのカタチです。



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古屋 千鶴(ふるや ちづる)


笛吹市出身。マルサマルシェ、食育部門担当の食のエキスパート。管理栄養士であり、健康運動指導士でもある。自らの食の体験をきっかけに、食の世界に没頭。断食の経験も有。クッキングスタジオのレシピ考案のほか、加工食品の開発など、食を通して地域を盛り上げる活動に力を注ぐ。


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体験したからこそわかる「食」のパワー

国道20号沿いにある「マルサマルシェ クッキングスタジオ」。同所は、桃やぶどうなどの果物狩りをはじめとする各種農業体験、収穫した果物や野菜を使っての調理体験、カフェ、農作物や加工品の販売などができる場所。山梨の食の魅力がぎゅっと詰まった食のスタジオです。


「山梨ならではの楽しい食の体験ができる場所にしたいと思ったんです」と古屋千鶴さん。2012年7月、「マルサマルシェ クッキングスタジオ」は体験を楽しめる「食育体験型カフェ」としてオープンしました。



「最初に食に感動したのは、高校生のときでした。栄養士になりたいと思っていたのですが、栄養学の本を読んで食事を変えたら運動量が抜群にアップしたんです」


バレーボール部に所属し、部活に打ち込んでいたという古屋さん。「グリコーゲンローディング」という食事法を取り入れてのぞんだ試合で、体の調子の違いを身もって感じたそう。


「体は食べたものでできているんですよね。そして、食べ方によって体の調子は大きく変わる。知れば知るほど面白くて、食がくれる感動体験や楽しさを、もっと多くの人にも味わってもらいたいと思いました」


新しいスタイルを定着させる難しさ

同所は、商品を提供するのではなく「体験」を買ってもらうという新しいスタイル。


「オープンした当初は、友人も、家族も、『あなたはなにを始める気?』と、とても心配そうでした(苦笑)。体験にこだわったのは、自分の感動体験が源泉にあったこと。そして、アクティビティはより深く記憶に残ると思ったことが理由です」


季節のフルーツを用いた「フルーツたっぷりパフェ作り体験」や、「ふわふわパンケーキ作り体験」「フルーツドレッッシング作り体験」や、「タルト作り体験」といった比較的気軽なスイーツ体験から、収穫した野菜や果物を使って作る

「ジャム・コンポート作り体験」「ピザ作り体験」。また、山梨の郷土料理「ほうとう作り体験」など、体験メニューは多彩。


「観光で訪れて頂いた方には、山梨の食の魅力を感じてほしいと思います」と、古屋さん。見て、知って、触れて、感覚的に楽しみながら、自分たちで作りあげるから達成感も味わえる。ファミリーや友人同士など、幅広い年代の人が楽しんでいるほか、ユニークな食体験ができる場として外国人観光客にも人気です。


「『スイーツ作り体験』は、メニューを見ながら、作りたいものをその場で決めるスタイル。選んだメニューのレシピを見ながら、フルーツやソース、調理器具などを自分で選び、作りあげます。レクチャーをしながら一緒に作るスタイルではないので、レシピ作りはお客様の動きを想定しながら、工夫を凝らして作成しました」


作るものを当日その場で選ぶというのは、「体験」がブームになっている現代においても目新しいスタイル。


「『ない』スタイルをはじめる・定着させるというのは、やっぱり大変ですよ」と笑います。



地域の食を、より広めるために

同店では、笛吹市の新名物「ラーホー」も味わえます。


「うちの『ラーホー』はスープのベースを塩や海鮮にしています。そして、お野菜をたっぷり使っていることも特徴です。食べるラー油やごま油、すりごまなどをトッピングしてあるので、いろいろな味わいを楽しんでもらえると思います」


華やかな見た目とやさしい香り。スープがしっかりしみた野菜はどれも美味しく、トッピングの調味料で味の変化をいつまでも楽しめるので、あっという間に完食できてしまう古屋さんの「ラーホー」。


「とくに県外の方からのオーダーが多いのですが、地元の人も一度は食べてほしいです。この先、新名物として浸透させるには、『ラーホー』が食べられるお店がどんどん増えることが大切だと思います。みんなで育てていきたいメニューですね」


カフェとして利用できることに加えて、フルーツを用いたジャムやドレッシング、お酢、コンポートなどの加工品販売も行なっている同店。


「ここをオープンしてから、捨ててしまう果実の多さに気づきました。そういった果物をムダにしたくないと考えて作ったのが「フルーツドレッシング」です。受粉のためだけに生産されるすももや、木で熟しすぎてしまった柿などを用いてペーストにし、オリーブオイルとハーブソルトなどでシンプルに味付け。フルーツドレッシングは、見た目も色鮮やかなのでお土産にもオススメです。フルーツを食べているような感覚が味わえます」


地域の美味しい素材を、くまなく使って、忘れられない体験に。人生を変える食との出会いが、ココにあるかも……。





\古屋さんに会いに行ってみよう!/


店舗名: マルサマルシェ笛吹店

住所:   笛吹市一宮町末木238

電話番号: 0553-47-4447

営業時間: 9:00~17:00

定休日:  月曜日

URL:   http://www.marusa-marche.com/





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